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東設のめっきプロセスエンジニアが大活躍!



こんにちは、営業部のTZです。


弊社は半導体・電子部品・液晶関連のお客様をメインに開発型装置ベンチャーとして様々なお客様に装置を提供しておりますが、お客様のご要求を今まで以上に正確に把握するため、プロセスエンジニアの採用に力を入れて参りました。

特にめっき装置メーカーとして、めっきのプロセスエンジニアの採用はお客様の満足度を更に上げている大きなファクターだと感じています。


そこで本日は東設のプロセスエンジニアがどのように活躍しているのか、ご紹介させていただきたいと思います。



半導体業界でめっきプロセスエンジニアが不足している?

半導体や電子デバイスの製造には、素子から端子を取り出すための配線工程が不可欠となりますが、小型化、微細化、高集積化がすすむにつれて、めっきプロセスによる配線形成工程が増えています。


実際のところ、半導体の前工程の配線形成工程(BEOL:Back-End Of Line)と、先端半導体パッケージング(Advanced Semiconductor Packaging)を担っている後工程の境界があいまいとなってきており、後工程においても、前工程並みの微細かつ高品質なプロセス技術が必要となってきているのが現状です。


最近では、「社内にめっきを専門とする経験豊富なプロセスエンジニアが少ない」との話を弊社のお客様から伺う機会も多く、大手の半導体、電子部品メーカーにおけるめっきプロセスエンジニアの人材不足は、業界全体の課題ではないかと考えています。


半導体、電子デバイスメーカーの新製品開発においては、量産化を想定した開発が必須です。量産の基板サイズでプロセス要求を満足する条件が出せるかどうかを見極め、初期投資額、ランニングコストを見積り、投資額に見合った利益が得られるかどうかの採算性を評価しなくてはなりません。




東設のめっきプロセスエンジニアが大活躍!

このような背景から、量産を想定した実際の基板サイズでのデモ評価をしたいという多くの相談を大手のメーカー様からいただいています。


めっきプロセスの評価においては、基板、パターンの仕様、プロセス要求、装置導入計画をヒアリングして、スループットとプロセス要求を満足できる装置の仕様(フットプリント、概算価格、納期など)のお見積りを行います。


これまでに対応してきたデモ評価の実績は、クーポンサイズから12インチウエハ、角基板の銅めっき、ニッケルめっき、金めっき、磁性膜めっき、はんだめっきなど様々です。

前処理、後処理を含めたプロセス条件の確立もサポートしてきました。




各専門分野のエンジニアリングチームがトータルソリューションをご提案します

弊社は電子デバイス分野向け製造装置開発のベンチャー企業です。中小企業でありながら半導体プロセスに精通したプロセスエンジニアが多数在籍するユニークな装置メーカーです。

このような強みを活かし、装置設計部門の機械設計エンジニア、電気設計エンジニアと連携して、めっき速度の高速化や、高い膜厚均一性を達成するための装置仕様を含めた検討を行っています。


プロセス課題を伴うプロジェクトにおいては、めっきのデモ評価を行います。

プロセスエンジニアが評価結果と考察をまとめてレポートを提出。Web会議や直接のミーティングでお客様とディスカッションを行い、複数回にわたり評価実験により、プロセス条件、装置仕様を詰める作業を行うこともしばしばです。


めっきプロセスにおいては、性能を大きく左右するめっき液とのマッチングを図ることも重要なため、めっき液メーカーと連携して対応することも多くあります。

もちろん、お客様によるデモ評価の立ち合いも可能です。量産時と同様の構造のめっき実験機を使用しているため、お客様に立ち会っていただくことで、量産装置のイメージ共有を図ることができ、評価時と量産時の性能のギャップが少ないことにもメリットがあります。


東設では電子デバイスメーカー、材料メーカー様のプロセスコンサルティングの経験もあります。めっきプロセス以外のウェット系、真空装置系のプロセスエンジニアも在籍しており、様々な視点からプロセス条件の最適化を検討することができます。



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お客様へのメッセージ

如何でしたでしょうか。

これからめっきを始めとしたウェットプロセスの導入をお考えのお客様、めっきが上手くできないけど相談に乗ってもらえるメーカーを探している等、ウェットプロセスでお困りの方

は是非弊社までお問合せください!



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